SPA直入KSR2時間耐久レース
著作・製作 TAKA2  TAKA2ってどんな人?
2006年11月3日 天気:晴



前日編

「すんませーん、今日は早く帰りますね!」

木曜日の夕方、忙しいみんなを尻目にとっとと帰り支度を始めるTAKA2。


そう、明日は待ちに待ったKSR2時間耐久レースである。

今晩からSPA直入へ殴りこみ、駐車場で一泊。
明日は万全を期してレースに挑む予定だ。



急いで自宅に帰り着き、ばたばたと’でかエース’にKSRを積み込む。

このKSR、まったくのノーマルだったものを悪友のアンさんが立派にレース車両に仕上げてくれている。


このマシン、見た目はまったくのノーマル。
チャンパー・マフラーさえノーマルである。
外見で違うのはバックステップのみというお気楽仕様だ。


が、しかし、その中身はかなり危険だ。
いったいどこをどうしたらこうなるのか?
と思うくらいどっかんピーキーなジャンキー仕様に仕上がっている。

しかも部品を大きく変えたわけではない。

基本的にキャブだけでここまで性格を変えるとは、さすがアンさん恐るべし!である。




’でかエース’に寝床も確保し軽く食事を終えたら、TAKA3(長男中2)とTAKA5(犬)
を車に詰め込んで早速ラッキーさんファミリーとの待ち合わせである山田SSへGO!

途中、「ストップウォッチを忘れた気になり自宅に戻るが、
実はちゃんと鞄に入れてたことが発覚」という事件もあり、ちょい遅れでラッキーさんと合流。


その後、由布院道の駅にてあんさんファミリーとりーさんファミリーと合流。
SPA直入の駐車場へと到着した。














ただのキャンプ?
でもこれが楽しいんですよね。



現地に到着するとすぐにテントおよびテーブル設営。

しかし思った以上に寒い!

こんなに寒いときはやはり焼酎のお湯割りである。

みんながいろいろ準備で忙しい中、
かってにお湯を沸かし、まず1プハいっときます。

その後、宴会?も盛り上がり、宴もたけなわなころ
Theブルーシートのメンバーが到着。

二次会と相成った。


しかしとっくに時計は一時を回っている。

おじさんは一足先に休ませてもらうこととした。



Theブルーシート到着!





※Theブルーシートとは、

獣道部にも参加をしている
ルンペンズ(お金を掛けずに林道で楽しむ)の
メンバーによるチームである。






























レース前(緊張編)


いよいよ当日。快晴である。


エンジンかからん!
今日は応援で終わりか?


でかエースから這い出してくると、
すでに整備大会が始まっている。

耶馬溪MC走夢部のゼッケンは64番。
そういえば昨日のお湯割りも64である。縁起がいい。

しかし、ブルーシートのゼッケンは77番。
これ以上の番号はないだろう。


早速保安部品を外したりゼッケン付けたり、
キャブの最終調整を始める。





耶馬溪系の二台のマシン。
今は仲よさそうですが、レースが始まれば
ただのライバルになります。

 





ブルーシートのKSRはキックするもなかなか
目覚めてくれない。

「すでに一人消えたかな」
そう思ってた矢先にエンジン始動!
プラグが死んでいたようだ。









ばたばたと荷物を積み込んで車でパドックに移動する。

















午前中はノーマルクラスのレースである。
これにはぽっちーチームと牛小屋チームが参戦する。


「ぽっちー、応援するからね」とは言ったものの、
レースがはじまるととっとと車に戻り、自分の準備に余念が無い。

人を心配する余裕まったく無しだ。




みんなで楽しい食事!なんですが・・・
出場ライダーは緊張のあまり、喉を通りません。





ノーマルクラスのレースと平行してもディファイクラス
の準備が始まる。


受付・ミーティングと終えると
いやおうなしにも緊張してくる。



いまのうちに早めの昼食を取ることとするが、
なかなか喉を通らない。








今回のマシン!
フロントには「計測認識用フラッシュ装置」
が装着されているが、
これは、練習走行一週目で昇天、
お亡くなりになりました。







ノーマルクラスが終わった。
人のレースはいつもあっという間に終わる。




スケジュール的には昼食の時間だが、
モディファイクラスのメンバーはそろそろ準備に取り掛かる。

KSRの車検を受け、準備万端、練習走行の準備を始める。
























今回のレース、2時間を3人で走ることにしている。

一人目はあんさん。KSRレースはもう4度目?
私の一番信頼おける相棒である。

もう一人はラッキーさん。
初めてのKSR、初めてのレースである。
かなりびびっているようだが、その軽量にものを言わせてどんなレースを見せてくれるのか。

それと私、TAKA2の3人で参戦する。



耶馬溪MC走夢部と、Theブルーシートの
ライダーたち



走る時間と順番だが、
各20分づつで二回づつ走ることに決定。



順番については、スタート時の混乱に乗じて
すこしでも前に出るという作戦で
第一ライダーはTAKA2。


そして、ラッキーさんは一番負担の少ない第二ライダー。
ラストはあんさんの最後のぶち切れパワーに
期待するという作戦である。


(START)TAKA2→ラッキーさん→あんさん→
TAKA2→ラッキーさん→あんさん(GORL)である。









レース前に20分のフリー走行(練習走行)がある。

ここは初めて参戦のラッキーさんにできるだけ走ってもらおうということで話がまとまる。

しかし、そうは言っても最初はタイヤも温まってないので、
まずTAKA2がタイヤを暖める程度に走る。

次にあんさんが感じを取り戻す程度だけ走り、のこり時間はラッキーさん
にひたすら走ってもらうということで話がついた。



ブルーシートのマツさんも第一ライダーである。

初めてのSPAということもあり、引っ張って言ってくれとのこと。
「いいよ」と承諾し、コースイン。


ところがすぐに第一コーナーで他ライダーにかぶせられ、
ちょい切れした私はそのままマツさんを置いてブラインドまで追いかけてぶち抜いてきましたが、
その後マツさんと会うことはありませんでした(笑)

マツさんすんません。


そうそう、ピットでは顔色の悪いがいちんさんにそのままを告げ、さらに深みに追い込んでしまったようです。














さていよいよ本番スタート。コースに入り一周回ったところでスタート位置に停まります。


あんさんの力強い?背中。



ルマン式スタートなので、みんなコースの左端に縦一列でマシンを止め、
ライダーは反対側から走ってきてバイクにまたがりスタートします。


バイクを止めて前を見ると・・・先頭が良く見えん!

すでに50m以上あけられているではないか!

後ろを見ると・・・すぐそこにブルーシートが・・・




これより後ろはいない。右肩あがりのスタート位置だね。
と、ほとんど意味の無い励ましを送りかけっこのスタートラインに着く。













カウントダウンが始まる。

バイクを支えるアンさんの目が「早くこい!」と言っている。

ここで、「真面目に走ろう」と心に誓ったのでした。


9・8・7・6・・・・・・


一瞬サーキットが静まりかえる。






アンさんとアイコンタクト。目が真面目だ。







旗が降りる。

祭りの開始を告げる旗だ。


スタートだ!












スタート(快走編)



スタートだ!
二時間のお祭りが始まる。

一斉にライダーがバイクに駆け寄る。


私もまけないようバイクに駆け寄る。
あんさんがうまいぐあいにバイクを突き出してくれる。

両手でハンドルを握り、またがると同時にスタート!



クラッチをつなぐたびに頭をもたげようとするマシンを押さえつけながら後ろを振り返る。まだクリアーだ。

前を見ると、左側はごちゃごちゃしてきているが、右の方までは渋滞が伸びていない。

そこだ!


思い切り右よりのコースを取り、他のマシンが元気になる前に一つでも前に出る。

ここで10台くらいクリア!


それいけ!


団子状態のままで第一コーナー突入。

たまたま前を走っていたむちゃっ早について
アウトからかぶせていく。

第二・第三コーナーを越えるころまでに
さらに5台ほどクリア。


最終コーナーでもう一台クリアし、
直線でやっと前方を確認する。

トップ集団が見える。


をを!前には10数台しかマシンがいない!
なかなかの好スタートだ。





なかなか快調!
いいペースで快走する。







しかし、いまだに団子状態であることには変わりなし。

思うようにラインをトレースできない。

TAKA2の苦悩は続く・・・













だんだん気合が入ってきてますね。





さて、今回、私はいくつかの目標をもっていた。


@58秒台必須!できれば57秒台。
A外まわり加速重視ラインに徹することで早くなるのか?
B危なげなく早く走る。

特にBについては、前回何度となくぶっつけられそうになったため、
きわどいバトルはやめとこうと思っていた。




また@について誰にも話していなかったのは
買って初めてのKSRということもあり、
あまりに自信がなかったためである。

今回はそういう意味でもいろいろと試してみたいレースだ。








また、今回はサポートが多い。

りーさんファミリー、それに特設キャンギャルのゆずぽんさんと
TAKA3などなどが計測&サインボードを出してくれる。


これは楽しいし、やる気が出てくる。
サインボードなしだとけっこう孤独ですもんね。

TAKA3もかなり楽しめた模様で、「まるでレースに出ているような感覚だった」とのこと。
こんなお祭り騒ぎ、走ってて楽しく無いはずが無い!


ああでもないこうでもないと試しながら走っているといつのまにか58秒台が出ている。



ダイエットが効いたのか?
上り坂でもがんがん行ける!



OKOK!マシンも絶好調!


途中でがいちんさんと遭遇。
最終コーナーのイン側から手を振ったのですが、
どうやら気づかれなかったようだ。


そんなこんなで、そこそこライダーが
ばらけてきたところで20分が経過。

ピット前を「交代するよ」の合図を送りながら通過し、
次の周でピットIN!

第二ライダーのラッキーさんにバイクを委ね、

「問題なし!絶好調」

とだけ伝えてかっとんでいく後姿を送り出した。


ふぅ〜とりあえず前半の役目は果たしたな。









ピットにて(ほのぼの編)


さて、ラッキーさんの第二・第三コーナーの追い上げを確認し、プチ驚きのTAKA2。

とりあえず車にもどりタバコ&水分補給を終えピットに戻ってくると、
ラッキーさんのタイムが確実に上がってきている。

申し訳ないのだが、ここまでやるとは!



これを見て、そして、KSRに自信がついたこともありここで宣言!


「よし!57秒台を出すぞ!」


出たぁ〜TAKA2のとりあえず言っちゃえ攻撃!
私の場合、言わないとなかなか気合が入らないというか、逃げてしまうのである。

皆からは「おおっ!」の感嘆の声、いや、疑いの声。



そうそう、ラッキーさんはアンさんに「もしかしたら途中で帰ってくるかもしれません」との言葉を残していたようだ。
そのため次のライダーアンさんはヘルメット着用。臨戦態勢でスタンバイ状態である。


私もラッキーさんが途中で帰って来るんじゃないかと、気になっていた。

しかし楽しかったのであろう。
ラッキーさんは自分の持ち時間をしっかりと使い切ってピットイン。
アンさんにバトンを渡したのである。



アンさんが出て行く。
この人なら安心だ。



とりあえず次のライダー交代でガソリンを補給すことになっている。
この手順を、メンバーとたまたま側にいたぽっちーも巻き込んで
打ち合わせ、問題ないことを確認した。


まだまだ交代までは時間がある。私はピット向で計測しているみんなのもとに行ってみた。


おりしもブルーシートががんばっている最中であり、
一周ごとのタイムにまるで自分のことのように皆一喜一憂している。


しかし、みんなきらきらとした子供のような顔をして計測している。
この一体感がいいよねー


そんなこんなしていると、ふとアンさんが帰ってこないことに気づく。

あれ、と思った時、ピットロードを走ってくるアンさんの姿が目に入った。


えっ?まだ時間はあるのにどうしたんだ?
私もまったく準備できていない。

一抹な不安を胸にTAKA2はピットに駆けよる。








ピットにて(激動編)


アンさんがピットに入ってきた。

ピットに到着と同時にアンさんが叫ぶ。

「修理修理!」


事態はすぐに理解できた。転倒だ。



ぱっと見た目で、リアフェンダーの割れ。
ハンドルが手前に下がっている。
それとリアブレーキアームが曲がって踏めない状態になっている。




皆あつまってバイクを修理する。
直るのか?直ってくれ!


アンさんはヘルメットも取らず、まずはハンドルをもとに戻す。

そして「ガソリン!ガソリン!今のうちに入れて!」と叫ぶと、
今度はブレーキの修正にかかる。


「TAKAさん、準備!」促されてあわてて走る準備をする。



「ハンマー!そこ叩いて!」「ガソリンこぼれてるぞっ!」
準備する背中で叫び声が聞こえる。




準備が終わりバイクのもとに行くが、
ブレーキアームはとても治りそうに無い。

それでもアンさんはヘルメットもかぶったまま
必死でアームを叩いたり引いたりしている。


そう、私はリアブレーキを多用する。
アンさんもそれを知っている。





ツナギについた泥を払うことすらせず、アンさんは必死でアームを引っ張る。

















燃えた!




燃えたぞっ!









覚悟を決めてTAKA2が叫ぶ。

「よっしゃ、これで行こう!」



アンさんの手が止まり目が合う。
「リアブレーキ無しね、大丈夫、行こう!」


そして皆に聞こえるように大きな声で叫ぶ。


「出るよ!」




連鎖反応のように皆が復唱始める。「出るぞ!」「出るぞ!」



マシンをピットロードに押し戻し、跨る。

キック一発!ヘルメットのシールドを下ろしスタート。


「まかしとけ!」

ヘルメットの中で誰にと言うわけでもなく叫び、

ピットロードのローギアルールすら忘れてコースに飛び出していく。




いっけぇ〜!
第一コーナーへ飛び込む。








第一コーナーが迫ってくる。しかし全く恐怖心はない。



アドレナリン200%!

このマシンで最速アタックだ!




















鬼たちの走り(爆走編)



後から聞いた話だが、アンさん転倒の原因は接触だ。


第一コーナーをアウトから抜きにかかった所、前のライダーが急に外に膨らみアンさんと接触。

そのままコース外に弾き飛ばしたとのこと。


ぶつけたライダーはそのまま走り去り、あんさんはコース外に叩きつけられたようだ。


第一コーナーであれば80kmくらいは出てたはず、大事にいたらなくてよかった。


さて、妙にテンションの上がったTAKA2だが、極めて切れた走りを続ける。







INもOUTも関係なし!ひたすら走る。

第三コーナーでライダーがビギナーベルト
をしてないことを確認するとインの縁石から無理やり
ねじ込み前へ出る。

タイヤもすべる気がしない。
エンジンもストレスなくよく回る。


「ノーマルマフラーが早いとこを見せてやる!」


最終コーナーを100kmオーバーで立ち上がり全開!
第一コーナー手前で目測125kmをマーク!

「こいつ、むっちゃ早い」

安心して、どんどんインを突く。





ピットもサインボードにて毎周タイムを出してくれる。うれしい。

ピットのガッツポーズにヘルメットの中で小さくうなずく。

みんなの力で走っているんだという気持ちになる。



58秒前半。いけるぞ!


リアブレーキが無いこともすぐになれる。これはこれで良いではないか。


ところが一つ報告しなくてはならないことがある。
第三コーナーにてマツさんをアウトから抜いたのだが、その数十メートル後、マツさんに抜き返された。

「くっそー、最終コーナーまでにずぇったい追い抜いてやる!」



第二コーナーは思いっきり外から行かせてもらいます。




自分でも判っていたが、
かなり妙な精神状態で走っていた。


そのせいかもしれない、そろそろ交代が近づくころ、
エンジン、タイヤともに多少だれが出てき始めた。














きっちり時間まで走りきり、大満足でピットに向かう。











ラッキーさんも切れた走りを披露!
なんかキャラが違うよね。


ラッキーさんにバイクを手渡し、

「エンジン、タイヤ、すこしダレてる!」

と伝えるとラッキーさんが小さくうなずき、
「そんなことかんけーねーよ」とばかりに
爆走で飛び出していく。



おいおい、ラッキーさんも切れてる(笑)

その切れた走りは、何度も60秒台をたたき出す。

そこにはツーリングでのジェントルなラッキーさんはいない。

鬼だ!



「ほんとに初レースかいな?」

しかし、1分の壁は厚い。

何度も切りそうになるのだが、なかなか切れない。









あんさんも鬼の走りだ!


ラッキーさん、きっちり20分を走りきり、
アンさんにバトンタッチ!

アンさんも鬼となって突っ込んでいく。


きっと体も痛いはずである。
しかも一度転倒するとなかなか
その恐怖からは逃げられない。

しかしそんなこと無かったかのように果敢に攻める!



すでにライダー全員が計測場所に陣取り、
アンさんを応援する。







そのままチェッカーフラッグまで突っ走れ!















ゴール(感動編)



すでにピットはお祭り騒ぎである。
サインボードでタイムを出すのだが、皆のジェスチャーは


「行けーーーー!」


これ一本である。

皆でコースに乗り出さん勢いで応援を続ける。


だんだんと日が傾いてくる。
もうすぐ終わるんだな、そんな雰囲気を振り払うように拳を突き上げる。

「行けーーーー!」


場内アナウンスがあと3分を告げる。
電光掲示板に上位車の順位が出るが、順位などだれも気にとめない。



「ゴール!」


妙に明るい声がこだまする。

場内アナウンスが、一位が決まったことを告げた。だが私たちのレースはまだ終わっていない。




皆、最終コーナーを覗き込む。



・・・




出た!

ゼッケン64番!こちらに向かってくる。



「うおーっ!」


ゴールフラッグを受け、皆の前を通過する64番に惜しみない拍手を送る。






「お疲れ!」アンさんとマシンがピットに戻ってきた。
ほんとにおつかれさん!

マシンを受け取り動かすが・・・



ハンドルがおかしい!



よくもまぁ・・・こんなマシンで・・・

兎にも角にもレースは終了した。大きな怪我もなくみんな盛り上がることができた。










がいちんさんもおつかれでした。
楽しかったですよね!



長い雑談の後、興奮もさまやらぬ中、
荷物の片付けを始める。

一人でバイクで来たゆずぽんさんが
帰りますと挨拶に来た。

おつかれさま、わざわざ来てくれたキャンギャルに
計測をやらせてすんませんでした。



にっこり笑ったゆずぽんさん、バイクに跨り、
後片付けで混雑するパドックを一人駆け抜けていく。
















最終章(情緒編)


荷物を大方片付け、思った以上に疲れていることに気づく。

折角なので、皆で温泉にでも入ってうまいものを食べようということに落ち着いた。



これも楽しみの一つである。




温泉まで約30分。

ちょっと熱目の温泉につかると、皆「う〜〜」と長いため息をつく。
走った人もサポートの人も皆一様に疲れている。

しかし、ここちよい疲れだ。




温泉の後うなぎを食べに行くが、皆だんだんと口数が少なくなってくる。

そろそろエネルギーも残り少なくなったようだ。

由布院道の駅を最終休憩地点とし、そこでみなさんとも流れ解散となった。






車の中でTAKA3と話しをしたが、「二回目に出て行くときはパパ死んじゃうんじゃないかと思った」とのこと。

やはり、かなり鬼気せまるものがあったようだ。



また、二回目の走りはきわめて大人気なかったとのこと。

きっとそうだろう、さっきからハンドルを切るたびに左肘が痛む。


左コーナーハングオンの体制でフロントの浮きを沈めるため、必死でハンドルを押さえつけていた。
そのツケが回ってきたようだ。

が、これもまた誇らしい勲章に思えてくる。


さて、次回は今回よりもっと早く走るぞ。
頭も体もくたくたのはずなのに、もう次回のライン取りをイメトレしている。




最後に・・・

バイクを最高の状態に整備し、鬼走りをみせてくれたアンさん。
初出場とは思えない走りをみせてくれたラッキーさん。

ありがとう。


遠い東京の空の下から、ずっとエールを送ってくれたこーじさん。

ありがとう。


一人でバイクではるばる来て、ずっと計測をしてくれたゆずぽんさん。
サポートしてくれたラッキーさんファミリーにあんさんファミリー。
それにずっと計測してくれたリーさんファミリー、TAKA3。
飛び込みで手伝ってくれたぽっちー、

ありがとう。


そしてずっと応援してくれたちびっこたち!
ありがとう。

そして来年もまたよろしく!





ということで、今回は「ばりばり伝説−鈴鹿編」風に書いてみました。



 

おわり