ふたりTAKA タンデム四国めぐり!
著作・製作 TAKA2  TAKA2ってどんな人?
2002年5月11・12日 雨はふらなかったけど、なんかどんより・・・



それは金曜日の昼。
突然、「四国へ行きたい!」病が発病!
昼休みに中国・四国マップルを買ってひととおりコースを頭に描き、会社が終わると同時に自宅へ電話をする。
「明日、止まりでツーリングにいくけんね!そうそう、TAKA3(息子・小4)もつれていくから、いまのうちに宿題終わらせとくように!」
一体どうしたん、と妻に聞かれるが、特にこれと言った理由はなし。なぜか四万十川が急に見たくなっただけです。

普通の人は尋常とは思わなかったでしょうね。だって、その週は月曜からずっと雨、金曜日も朝から雨、
雨の中、明日からのキャンプツーのために急いで家路につくのでした。




◇霧雨の中、佐賀関港へむけ出発◇


さて、ここから長い旅が始まります。
TAKA3自宅前にて。


金曜日、ばたばたっと、キャンプの準備をやって、天気予報をチェック!
よし!いけるぞ!

土曜日は5時起床。息子と2人で朝食もそこそこに、霧というより霧雨にちかい朝もやの中へ出発!






霧雨の中、城島高原入り口へ、
さ!寒い!ホットのお茶がうまい!







途中、ガソリン補給に一度停止するが、それ以外はノンストップで日田〜久住〜城島高原へ・・・・

ほんと天気大丈夫かなー

対向車はみーんなワイパー動かしてる。
こっちはそこそこ飛ばしているので、派手に濡れる訳ではないが、こう、なんかじっくり・・・

TAKA3がさむいという。
わたしも寒い。

ありったけの雨具をTAKA3に着せ、がたがた震えながら1時間30分ほどで城島高原へ。













◇TAKA3はじめてのフェリー◇


フェリーぎりぎりアウト!だけど、
そのおかげでのどかな港の風景を
ゆっくりと堪能できました。


さて、だんだん明るくなってきたところで、今回のツーリング内容を種明かしします。
実はTAKA3には、まだどこに行くのかさえ話ししていませんでした。
「今回はねーフェリーに乗って四国にいくぞ!」

ちなみにTAKA3、まだフェリーに乗ったことがありません。
「やったー」そりゃー大喜びです。

やまなみハイウエイから別府湾へ下ると、そこには大型フェリーがたくさん。
TAKA3おおはしゃぎ!

「あ、これじゃないよ」

高級フェリーを横目に一路佐賀の関へ・・・

だーんだん、ただの漁村に入ってきて。TAKA3意気消沈。



船を見るなり
「ちっせー!、錆とるやん。沈むっちゃないと?」
でもいよいよ乗船って時には、それなりに楽しそう!





9時出航というのは知っていたので、なんとか間に合わせようと飛ばしてきたのですが、結局ぎりぎり間に合わず、フェリーを見送るはめに・・・
次のフェリーまで一時間。

でも、こののんびりがかえってよかったですね。TAKA3とひさしぶりに海岸べりを歩いたり、海をながめたり。
次バイクに乗るまで2時間30分もあるんで、ちょいとビールを一杯。

日差しもやわらかく、まったり旅気分も盛り上がりです。










秋田から来た忍者ライダーと。
2週間の休みを取って九州まできたそうな。
九州はいかがでしたかな?


乗船するやいなやTAKA3はフェリー内探検で走り回り!
「あ、自動販売機があるやん、こんなん乗せて、船沈まんと?すっげー」
なかなかご満悦の様子。

記念のキーホルダーを買って「友達に自慢するんだ」と・・・

ふと目をやると、革ずくめのどうみてもライダー風のにーちゃん発見。

話かけると、秋田から休みを取ってNinjaで九州まで来たらしい。
四国でいっしょに走ろうかと思ったのですが、なかなか忙しく、一気に本州に渡るそうな。

写真を送ることを約束しました。
これ見てたら、メールちょうだいね。>秋田忍者さん。










◇いよいよ四国上陸!一気に松山へ。◇


Ninja乗りのライダーさん。
ちょっとの時間でしたが、
TAKA3は大きくなっても
きっとあなたのことを
思い出すことでしょう。


三崎からR197をひた走り!
いやー交通量は少ない・道はいい・景色もいい!言うことなし!
ちょい風が強いけど、すっごくいい道ですよ。おすすめです。

しばらく、Ninjaライダーといっしょに走ります。






ただの(笑)瀬戸内海。
道も風景もきれいだし、
もー最高!




一路松山をめざし、途中から県道へ。
Nijnaさん、さようなら、TAKA3の幼い記憶のなかに確実にインプットされましたよ。

県道からR378へ続く海沿いの道ですが、もー快感!です。

しかし、車すっくないなー







この風景が2時間続きます。
そりゃ楽しいでっせ。










唯一休んだ道の駅にて。
いか焼きがむちゃくちゃ美味い!
しかし、
「ゆうやけこやけライン」とはよく言ったもの。





























道後温泉は外だけではなく、
中も情緒たっぷり。


松山市内に入ると、いままでのようには(そりゃ、120Km以上で走ってたもん)走れません。
そろそろお腹もすいて来たなー。朝からほとんどなにも口にしてません。
結局道後温泉まで焼きイカげそを食った(いや、これが美味かった)だけで、休憩一回での爆走でした。
んで、温泉に着くと・・・もう時間がない!

温泉前のアーケードでうどんを食って(高っけー)時間がないので、温泉入るのをあきらめようかとも思ったのですが、
やっぱり入りたい。
けっこう疲れているから入りたい反面、このまま温泉入ったら寝てしまいそう。

でも・・・誘惑に負け、お湯につかることに。

ぶはーっ!きもちいー



今度きた時は2階の休憩室を利用したい!
情緒あふれる良い温泉です。





































◇一路四万十川へ一気に南下!(これ本当に国道かい?)◇

さて、これから一気に南下です。
四万十川の入り口でキャンプを張る予定ですが、その途中の四国カルストもお楽しみのひとつです。

ここから先はもう山の中。ハングオンしまくりです。
TAKA3いわく、「峠じゃないと寝てしまう」とのこと。
途中「みかわ道の駅」にて5分ほど休憩。


なんにもないところでした。
ここでちょっとだけ休憩。
TAKA3、よくがんばってます。






雄大なカルスト・・・
のつもりが、ガスってて・・・




途中、信じられないほど狭い国道(私的には、ばたんばたんカーブで好きなんですが・・)を抜け、カルストへ。













道後温泉を出てすでに3時間。
やっと四万十川の源流に。










この撮影後、後ろのKトラの
おばちゃんからみかんをいただきました。



国道沿いなんですが、とにかく休むところがない!
TAKA3ももう限界なんで、橋げたにバイクを止めて休憩しました。

ここで止まった理由は・・・

@車が離合できるだけの広さがあった。
A久しぶりに人間に会った。

からです。

いや、まじで国道ですよ。



















◇一路四万十川の横で初めての男同士のキャンプ◇


買出しのため、ここで一人で待つはめに・・






今日の晩御飯は・・・
二人で総額400円!












7時過ぎ、やっと宿泊場所に到着。
テントを張って、TAKA3を一人残し、私は食料調達へ。
帰ってくると、もう真っ黒。TAKA3こわかったでしょ?



さて、キャンプと言えば、バーベキューを筆頭に美味いものが食えると思っているのはTAKA3。
今日の晩ご飯は、各缶詰が2つづつ。それと、インスタント味噌汁だけです。

自宅から持ってきたご飯を炊いて。1個100円の缶詰をバーナーであたため、テーブルもなしにほおばると「うまい!バーベキューよりうまい!」
TAKA3も大満足。
飯盒をきれいにするために、おこげに味噌汁を入れて一煮立ち。
うまい!らしい。

結局2人で3合のご飯をぺろりとたいらげました。

あと、生きるための知恵をいくつかTAKA3に着けたあと、9時にはもう高いびきでした。

私もすぐ眠ったのですが、夜中(実は10時なんですが、もう真夜中の雰囲気)に突然外で
じじじじ・・・・・・

それは大きな音が鳴りだし。

おお!いったいなんだ!

飛び起きると、超大音量で「家路」が・・・・・

時報のマイク放送でした。
(翌日見てみると。テントの上空2mにでっかいスピーカーが・・・・)

うるさいねーと、TAKA3を見ると、まったく気づかすに寝ています。

やっぱ、疲れたんだねー







朝、6時です。
朝食はカップヌードル










朝の四万十川。
朝もやっつうか、ほとんど雲の中でした。



6時起きの7時出発。
むりかなと思いましたが、十分まにあいました。















◇一路四万十川河口までノンストップ!◇

TAKA3には、「大きくなったら必ず思い出すから、今のうちに目に焼き付けておきない。」と言うのですが、
やはり子供にとってはただの川なんでしょう。

雄大な四万十川の横を、川に沿ってひたすら海をめざします。
この景色のすばらしさは、あえて書く必要もないですね。

ただ、あいかわらず、道がせまいです。

結局ノンストップで河口まで。


6時すぎの四万十川






こんな感じで川に沿って
ひたすら海をめざす!



















あまりにも広い
道路だったんで、思わず撮影(笑)










川幅も広くなってきました。
いかにも四万十川ぽい?















四万十川とTAKA3
うーん、いい絵だ・










もうすぐ海!
もうすぐ11時です。





























◇足摺岬は暑い!◇
とうとう、最南端に着きました。
いやー暑い!むっとします。

なんか今回の旅で唯一の観光地ですね。
なかなか見ごたえがありました。

早く帰らなきゃいけないのに、TAKA3も「あっち見る。こっち見る」と楽しそう。
ここでも証拠のキーホルダーをGET!






足摺岬の無人灯台






こんな階段がいっぱい
降りたら最後、もう上りたくない。



















あまりにも有名な景色
をバックに、一枚










かに発見!















この先はアメリカまで
ずっと海だ。










亜熱帯!!
暑いわけです。

















ジョン万とTAKA3
それにとき・・










バイクで八十八箇所めぐり中のライダー
そのはっぴ?がかっこいい!
昨日はジョン万のおひざもとで泊まったとか。

うーん、お遍路、私もやってみたいぞ!

あ、メールちょうだいね。画像送ります。



























◇一路我が家へ・・・◇





足摺岬を時計回りに足摺港へ


足摺岬を出るころには、すでに1時すぎ!
そろそろおなかがすいてきます。
足摺岬のあらあらしい海岸を見ながら岬を走ります。

うーん、ここは男の海だなー(意味不明?)

この荒々しさ!

でも道はせまいので注意です。










おなかがすいたので、「かつおのたたき定食」を求めて足摺食堂へ。
ところが・・・・・

がーん!休みやん。
日曜日はやってるはずなのに・・・改装かいな・・・・

しかたがないので、途中でハヤシライスを食べるはめに・・・
しかもこれが腹が立つほど高くて、泣きたくなるほどまずい!

しかし、落胆しているひまはない。
見ると、TAKA3は、うしろで荷物によっかかり、爆睡状態。

いまのうちに一気に三崎だぁ〜













やっと三崎港到着。
なんかもう帰りついたみたい。




一気とは言ったものの、200Kmくらいあるのかな?
そんなにはないっけ?

ガソリンを気にしつつも、ばんばん走ります。

やっとついたー









フェリーから四国を望む。
大変だったけど、思い出はたくさんできたね。










疲れ果てたTAKA3















四国ばいばい!
また来るねー




























おわり・・・・・・・









と言いたいが!
これからも大変。佐賀の関からバイク飛ばして一時間、やっと別府へ。
いかん!早く帰らんと寝てしまう。

そう思って走ってると、横のでっかいバイクから
「TAKAさん!」

Yosiさんでした。
聞くと、すれちがったんで追いかけてきてくれたらしい。

いろいろ話したいこともあるのですが、今日はもう帰りますね。


途中、水分峠で30分ほど休憩し、我が家へ・・・・


総距離、約1000Km!

TAKA3、おつかれさまでした。




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