若松道場探索隊!

 
今回のメンバー!


 

 

 



気になっていたセローのステム。それとすでに死んでいたタイヤ交換をアンさん家
にて行うこととなりました。

まずは土曜日夕方にあんさん家にセローを持ち込み、ステムベアリング
とフロントタイヤの交換を完了。

私は一旦自宅に帰ったのですが、翌朝アンさん家に着くとすでにリアタイヤ
交換完了!いつでも戦える状態になっていました。

ステム、タイヤをリフレッシュするなら、やはり試乗は必要でしょうということで、
すでに獣道部メンバーは前日よりアンさん家に泊まりこみ、宴会状態!

日曜日にはアンさん家周辺の獣道を散策しましょうということに決定しています。

案内役のアンさんも「大した獣道はない」と言ってたし、まったく期待しないまま
獣道散策隊はスタートしました。

 

 




 

10時にアンさん家に到着。すでにセローの準備は完了していました。

早速アンさん家に入り、前泊の今日のメンバーと顔合わせ。

メンバーは、あんさん、がいちんさん、まつさん、かえるさん、そして私の5人です。

挨拶もそこそこに10時すぎにはみんなで山にむかって出発しました。

 

まず一本目、山頂を目指して走りますが、正直ただの林道です。
獣道部としてはかな〜り物足りない。

その後山を下るがやはり物足りない。

そこで今度は支線を探検しようということになりましたが、なんか帯に短したすきに長しというか、
正直あまり楽しい道はなし。

途中、「いのししトラップの道」で倒木にさえぎられる。

 

行けないことはないのですが、なんかただの道っぽいのでここでUターンしたのですが、
この先が若松道場であったことをあとで思い知ることになりました。

さて、いくつか支線を散策し、池で一休みしたあと、あんさん紹介ののぼり支線にアタック!
ここはそこそこ楽しめました。
だれでも行けるレベルの道ですが、ある程度速度を上げて走るとなかなか楽しめます。

頂上に到着し、皆を待ちながらタバコに火をつけ、がいちんさんが一言、「なんかあったね」

「うん、左への下りですな」

「ちょっとのぞいてみますか」

そう、その上りの途中に、左に急激に下る支線があることを我々は見逃しませんでした。

 

ここから先は我々も戦闘モード。次の順番で挑むこととなりました。

先鋒:TAKA2
次鋒:がいちんさん
中堅:あんさん
副将:まつさん
大将:かえるさん

下り始めると、ここは竹林ですな。
地面には竹の葉がジュウタンのようにひきつめられてます。

また、まるで罠のように竹が倒れ掛かっており、どっかのアスレチックランド
のように右に左によけながら進みます。
それでいてかなりの急勾配。

「こ、これは当たりだ!」

じっくり慎重に下っていくとそこには道を完全にふさぐ倒木が・・・

これってさっきUターンした倒木?
どうやら反対側から来てしまったようです。

 
斜めに生えた竹がじゃまでフロントを上げることもできません。

倒木を乗り越え先にすすむと間違いない、さっきの道だ。

ということで、また倒木のところに引き返し、皆を待つことに。

 

 

 

 

さて、かなりの坂だが、これは上らないといかんでしょう。

ということでTAKA2、がいちんさん、かえるさんの3人がアタック!
あんさんとまつさんはサポートにまわることとなりました。

まずはTAKA2アタック!

完調となったステムはのぼりでもきちんとセルフステアし、狙ったラインをきっちりトレース。
新しいトラタイヤも腐葉土をものともせずなにごともないようにバイクを前に進めます。

セローの粘り腰のエンジンとあいまってグリップの状態がしっかりと伝わってきます。

「あれ?この坂ってこんなにゆるかったっけ?」って思ってしまうくらい楽です。

アタックがトップで地面を掘ってないってこともあり、あっさりとクリア!

 

 

次のアタックはがいちんさん。

スタートすぐにラインが乱れ足が出る。
こうなるともうグリップしない。

上れるかどうかってのはほんと紙一重ですな。

 

 

一旦がいちんさんは仕切りなおしということで次にかえるさんがアタック。

まるでたけのこ掘りのように地面を掘り、なんとか頂上へ到達。
かえるさんのタイヤ(すでに死んでいる)ではかなりきついすね。

 

 

次にリベンジのがいちんさん。

すでにエネルギーのほとんどを使い果たしたがいちんさんもなんとか、なんとか頂上にたどり着く。

 
竹林に倒れるXRとがいちんさん。

かなり楽しい上りです。

距離にして300メートルくらいかな?

 

 

みんな一旦下り、全員そろったところで、アンさん曰く「すごいダウンヒル」とやらに向いました。

 

 

 

現地に到着すると、たしかにすごいダウンヒル!
しかもロックもごろごろ!

下り始めたら後ろから「おほほほ〜♪」と歓喜の声があがる。
そう、次鋒のがいちんさんの喜びの声です。

 
ラインを読まないとロックの中に迷い込んでしまいます。

ここはロックが多いのでラインをどう読むかが肝ですな。

下に到着し、がいちんさんと、「一回上っとく?」

二人で上りアタックすることとなり早速Uターン。

ところが!

ただのUターンで足が届かず転倒のがいちんさん、そのままバイクを起したところ、
無人のバイクがかってに進みだし、林の中へ・・・・

いやーいいネタを提供していただきました。

疲労困憊の皆はバイクほったらかしのままそのまましばらく休憩となりました。

 
実はガソリンだだもれ!そうとは知らずみんなタバコぷかぷか。

 

さて、エネルギーが回復したところで、TAKA2とがいちんさんの二人は上りアタックです。
ここでも新ステムと新タイヤはいい仕事してくれます。
きわめて普通にこの急坂を上ることができました。

 
上りの画像。ロックもちりばめられていてなかなか楽しげです。

 

 

 

がいちんさんは・・・お腹が空きすぎでしかも疲労困憊。

途中の立ち木に行く手を阻まれたようです。

 

 

 
上りのがいちんさんとかえるさんの図、けっこうな坂でしょ。

 

ここで全員、空腹が絶頂に。すでに14時くらいになっており、
そのまま山を降り、ほか弁へ直行。
また山を登り観光用展望台にて遅い昼食を取るのであった。

 

昼食中の会話・・・
「ダウンヒル降りたところに交差点があったよね。」
「うん、ブロックひいてるところね?」
あの右と左はどこに行くんやろ・・・?」

 

 

はい、満場一致で探索にいくことになりました。

先ほど下ってきた道を上り、十字路に到着。
まっすぐ行くとロック入りダウンヒルに行くことになる。

「右と左どっちに行って見る?」

特に理由もなく、右のほうからアタックすることになりました。

 

走り始めるとだんだん道が狭くなり、人がやっと一人通れる程度の登山道になりました。

途中、大きく下る溝などもあり楽しげな雰囲気に・・・

 

ところがっ!

 

突然目の前に沢が横断した後がっ!

 

この沢を第一の谷と呼ぶことにする。

 

トラタイヤを履いた私のセローはまだしも、エンデューロタイヤのフルサイズOFF車には
かなり高いハードルであることはすぐに予想が付きました。

まあ、折角ここまで来たのだから先をもう少し見てみようということで、セローにてアタック!
先を確認してくるということで皆にはここで待ってもらうことにしました。

第一の谷を越えて数十メートル進むとまた第二の谷が行く手を塞ぎます。

とりあえずクリアしましたが、一歩間違えれば谷の下までいっちゃいそうなところです。

ま、ここは迂回路(登山者用?)があるので、なんとかなるかな?

なんてやってるとバイクを置いてあんさんたちがやってきました。

 

また数十メートル進むと第三の谷が!

ここは進入もしやすいので、そこそこ走りやすい。
ってことでクリア。

んで、そのまま走ると某池キャンプ場に出ることができました。

 

ってことで、早速帰って皆に報告。

 

でもねーこのときはみんな引き返すって言うかと思ってたんですよね。

 

しかし、皆の口からは「折角ここまで来たからなんとしても走破しよう!」

さすが獣道部!

 

 

私は第三の谷を越えたところにバイクを置いて(離合できない!)歩いて第一の谷へ。

しかし、フルサイズOFF車で乗ったまま走破はさすがに無理ということで皆で引き上げ
作業となりました。

 
えーとこれは何番目の谷だったっけ?。

 

次に第二の谷。

ここは迂回路がありますが、これも決して楽ではない。

特に迂回後に本道に入るところでは、急な下りをしながら右折です。
この右折が遅れるとその先の沢にむかってダウンヒルになります。
がいちんさん、あぶなかったよねー
うーん、迂回路のほうもけっこう怖いかもです。

 

 
たのしげなフォロー隊のみなさん。

 

 

 

さて、最後に第三の谷。

これで終わりということは皆わかってるので体力のすべてをここに賭けました(笑)
ここにたどり着いた時点でもう皆へとへとです。

ここでの作業も基本的には・・・

@みんなでバイクを下ろす。
Aみんなでバイクが上がるのを手伝う。

です。

 
バイクの谷下ろし作業中。

もうばてばてのメンバーは、一台のバイクをおろすと休憩。上げると休憩。
これの繰り返しです。

 

まずはTAKA2のアタック画像!

 

 

あんさん、ナイス!

 

まつさんナイス!

 

 

かえるさんチャレンジ!がんばれー

 

 

しかも片面は沢ですので、一歩間違えれば転落!
これで力が入ってますます疲れます。

ってことで、一台づつ確実にバイクを運搬するのでした。

んで、感覚的にはクリアするのに一番難しいのが第一の谷。
第二の谷は降り方が難しい。
やっぱ比較的簡単だったのは第三の谷でした。

 

 

ここから先は舗装路に出て、あんさん家への帰路に着きます。

途中、罰当たりの階段にてはぐれるものの、その後また合流し、帰路へ・・・
あんさん家直前にて、しげさんの家にアポなし突撃!

いえね、がいちんさんが「軽くてちっちゃいのがいい」とのことでしげさんのXR230を見にいきました。
がいちんさんはお気に入りの様子。
ちかいうちにがいちんさんのバイクは20ccのボアダウンになるかもです。

 

その後、あんさん家にてコーヒーをごちそうになり、
3台のバイク(がいちんさんXR、かえるさんXR、TAKA2セロー)をでかエースに積んで
福岡へ出発。

がいちんさんは申しわけなさそうに、しかしうまそうにリアシートでワンカップ行ってました(笑)

 

PS.がいちんさん宅で解散になった後、かえるさんは家の前で一時間バイクと格闘してたそうです。

 

 

 

そして相変わらず

 

 

 

 

 

奴は3日目にやってくる。(笑)!!

 

 

終わり